Best Books: 2010



今年読んだ本かつ今年出版された本のうち、ベスト5をご紹介します。



  1. ネットがあれば履歴書はいらない (佐々木 俊尚)
    ITジャーナリスト佐々木俊尚氏の今年初めに出版された著作。
    これまでの就職/転職活動において履歴書が果たしてきた機能を今後はネット上に散在する自分の情報が代替するという話。
    従ってFacebook、Twitter、LinkedIn等のコミュニケーションツールや自分のブログを活用して積極的にセルフブランディングを展開すべし、と。
    本書とMe 2.0に影響されて色んなサービスを使い始めるとともに、ブログを開設してみました。
    自分の行動に与えた影響が最も大きいので1位にランキング。
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  2. 現代語訳 武士道 (新渡戸 稲造)
    今まで「5千円冊の人」程度の認識しかなかった新渡戸稲造の代表的著作。
    そもそも欧米では哲学道徳のバックグラウンドを宗教が担っているが、宗教的思想が強くない日本においては何が哲学道徳のバックグラウンドを担っているのか?という問いへの解。
    よくも悪くも「日本的思想」「日本的道徳」というものをハイレベルな文章構成力で説く名著です。
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  3. 20歳のときに知っておきたかったこと (Tina Seelig)
    起業家精神とは何か。
    固定観念の殻を打ち破ること、失敗を恐れずチャレンジすること、イノベーションを起こすことの重要性を柔らかな口調で説く一冊。
    これまで同様のメッセージを持つ書籍は何冊も読んだけど、本書はこれらのメッセージを説く際に具体的な事例を交えているところが秀逸。
    大いに刺激を受けました。
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  4. 電子書籍の衝撃 (佐々木 俊尚)
    「電子書籍元年」とも言われた2010年。
    Kindleの参入、iPadのリリースに触発されて出版社等のステークホルダーも電子書籍の出版、電子書籍アプリのリリース、そしてSHARPのGALAPAGOS、SONYのReaderの発売と、電子書籍を巡るビジネスが急速に勃興した1年でした。
    本書は電子書籍の普及によって著者、出版社、書店等々にどのようなインパクトがもたらされるかについて、音楽業界に対する深い洞察を交えつつ解説した一冊。
    書籍電子化に関する本でありながらも音楽についても学べました。
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  5. これからの「正義」の話をしよう (Michael Sandel)
    言わずと知れた今年を代表するベストセラー。
    内容は結構難解だったが、自分の思想哲学の相対的立ち位置を認識するのに非常に有用な一冊。
    高校の授業で学んだ人物名や標語を、身近で具体的な哲学的難問を交えて学び直せるところがよかったです。
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