海外生活とインターネット。

海外生活とインターネット。

海外生活とインターネット。


先日某有名外資系激安服屋で「I Need WiFi」というロゴがプリントされたTシャツを見つけました。
あまりに僕の欲求のど真ん中過ぎて笑えました。

一方、先日成田から出国する時、出国審査で僕の後ろに並んでいたカップルがこんな会話をしていました。
男「海外でDoCoMoのケータイって使えるんだっけ?」
女「電話は使えるみたいだけど、インターネット使うためには色々やんなきゃいけないらしいよ。通信会社を手動で設定したり。」
男「え、ややこしいな。でもインターネットなんて使わないでしょ。」
女「そうね、そんなに使わないもんね。」
もしかしたら彼らはもはや海外旅行に慣れきっていて数ヶ国語に精通しているのかもしれませんが、そうでない僕には信じられない会話でした。

インターネットがあると、海外生活は非常に便利になります。というよりも、本来「外国」という見知らぬ土地、言語も文化も異なり土地勘もない場所で発生するであろう不便を大幅に解消できます。このお陰で、僕はアフリカの僻地などのインターネットどころか電力すらない場所を除けば、大体何処に行ってもなんとかなるという自負があります。逆に言えば、インターネットがなければどんな土地でもダメ。下手したら国内でも何もできません。

では何が便利なのか。どう不便を解消するのか。

まずはスマートフォンの便利さから。

  • 翻訳
    Google翻訳をはじめ、現在膨大な量のスマートフォン用翻訳アプリがリリースされています。中には翻訳するだけでなく翻訳後の文章を発音してくれる機能もあったりする。海外に行く際英語をカタコト程度には話せた方がいいに決まっていますが、現地の人が全員英語が話せるかというとそんなことはないし、こちらもロシア語とかタイ語とかまで網羅できるかというとそれはやっぱり困難。そんな時にこういう翻訳アプリがあると、レストランでの注文の際、街中で人に道を聞く際、などなど非常に重宝します。

  • 地図
    言語の次にアタマを悩ませるのは地図です。電車やバスの路線図を把握してそれらを駆使できる場合を除き、基本的にはタクシーで移動することが多いと思います。とはいえ、誰でも知っている有名なランドマークに行く時を除き、場所を説明するのは非常に困難。さらに場所を説明できたところで、運転手さんが善良な人でそこまで最短距離で行ってくれるかどうかの保障はない。そんな時に、Google Mapなどの地図アプリ、さらにGPSによる現在位置の把握と電子コンパスによる方角の把握は非常に心強い味方になってくれます。自分がどこにいるかもわかり、どこに行きたいかを地図で指し示すことができ、ヘンなところに連れていかれてないか方角をチェックする。これさえあれば移動も問題ありません。

  • コミュニケーション
    海外に行っている間、インターネットのない時代であれば母国の友人とのコミュニケーションは結構大変でした。数日、数週間のタイムラグを我慢して旅先から手紙を書くか、高い電話料金を我慢して国際電話をかけるか。さもなくばそもそもコミュニケーション自体を諦めるか。しかし今ではTwitter、Facebook等のSNSサービスが百花繚乱であり、またインターネットさえあればいつでもどこでもそれを利用することが出来ます。当然母国の友人とリアルタイムでコミュニケーションすることが可能ですし、場合によっては現地で知り合った人ともコミュニケーションすることが可能です。うーん、便利な世の中になったものですな。

続いてPCの便利さです。

  • 音楽
    これはスマートフォンでも可能なことですが、インターネットさえあればいつでもどこでも音楽を買うことができます。以前はCDショップに行かないと買えなかったし、さらにちょっとマイナーなジャンルになるとそれ系のジャンルを取り扱うCDショップを探すのも一苦労でした。国内でも一苦労だったのに海外ではなおさら。それがいまやインターネットがあれば、ウェブサイトにアクセスしてクリックするだけで音楽を買って楽しむことができます。僕がレコードでDJしていた時代に海外生活をする羽目になったら、いいレコード店を見つけるまで新譜を仕入れることは不可能でしたが、今はそんなものまるで関係ありません。日本にいる時と同じペースで新譜を調達することができます。

  • 映画
    最近つくづく便利だなーと思っているのは映画。海外の映画館は日本より安いことが多いですが、とはいえ映画館で映画を見ると音声は英語で字幕が現地語というのがアタリマエです。これでは内容がよく理解できない。家で映画を見たい場合にも、DVDをどこかの店で見つけたところで吹き替え版の場合は現地語吹き替え、字幕版の場合は現地語字幕です。それ以前にDVDを買いに行くという手間が発生します。ところが、インターネットさえあれば、家にいながらにしてiTunes Storeで映画を買ったり借りたりすることができます。こないだもふと思い立って極妻シリーズを見てしまいましたが、海外でふと思い立って極妻シリーズを見ることができるなんて、本当に便利な世の中です。

  • 海外通販
    海外に長期滞在していると、日本でしか買えないアイテムの不足に悩まされることが時々あります。そんな時に便利なのが海外通販サイト。特に楽天海外販売という文字通り海外版の楽天は便利。ファブリーズなどのちょっとした家庭用品や服、電子機器に至るまで、日本で楽天を使うかのごとくショッピングができ、何事もなかったかのように海外に発送してくれます。現地で調達できるものは現地で調達すればいいのかもしれませんが、このサービス、案外便利です。

  • PCメンテナンス
    さらに最近インターネットによってよりベンリになったもの、それはPCメンテナンスの市場です。以前はパッケージ販売が主だったソフトウェアも、今ではほとんどがダウンロード販売が可能。つまり実店舗を訪れなくても新しいソフトウェアを購入できる。さらに、Appleは先日リリースしたMac OS X LionからOSすらもダウンロード販売に切り替えました。これはつまりOSのメンテナンスにリカバリCDが不要になったということ。そしてバックアップ等も今はインターネットがあればお手軽に実行することができます。オンラインストレージと同期してバックアップさせるだけ。インターネットによっていろんなモノがどんどんベンリになっていきます。

さて、そんな訳でいくら他人にキモチワルイとかパソコンオタクとか言われようと、いつでもどこでもスマートフォンやPC、そしてそれらを介して繋がるインターネットが欠かせません。普段僕のことをパソコンオタクとなじっている連中も、きっと近いうちにインターネットなしでは生きられなくなるでしょう。そんなことを考えながら今日も僕は真っ暗な部屋に一人でパソコンと話をしています。