DiscReview: Mar. 2012

DiscReview: Mar. 2012


  1. Above & Beyond feat. Zoe Johnston / Love Is Not Enough [anjunabeats]
    この組み合わせ、もはや文句のつけようがありませんね。Zoe Johnstonと言えばクラブミュージック界隈では言わずと知れた歌姫で、これまでFaithlessやDelerium、Bentのゲストボーカルとして活躍。最近はAbove & Beyondとも何度か仕事をしており、2007年リリースの”Good For Me”は未だに僕の中でのall time favoriteです。そんな彼女の特長はもちろんその透き通るような声。「声自体が才能」系の典型例です。そんなZoe Johnstonの声を最大限に活かしたAbove & Beyondのトラックとの組み合わせはまさに至福の逸品ですな。
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  2. Andrew Bayer / Brick feat. Alison May [anjunadeep]
    次もAbove & BeyondのレーベルからのNEWですが、こちらはちょっとディープな方のanjunadeepです。そしてこっちのレーベルも常にハズレなし。本作はそれぞれ毛色の異なる3曲入りEPに収録されている1曲。ディープで美しいプログレッシブハウスな”You”、EDXのキレイさは残しつつちょっと大人しくした感じの”Community”もそれぞれ持ち味があってカッコイイですが、中でも抜群なのがコレ。BPM90程度のユルいトラックですが、Sasha、Max Cooperあたりが好きな人は絶対に気に入ること間違いなしの素晴らしい1曲です。上記の”Love Is Not Enough”と並んで最近超ヘビープレイ中。
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  3. The Micronaut / Rotfeder [Acker Records]
    こちらもAndrew Bayer / “Brick”と同様エレクトロニカな感じの1曲。「エレクトロニカ」なんて言葉を使っていますが正直どういうジャンルかよくわかってません。でもチルアウトほどほんわかした雰囲気でもないし、一応ビートはあるけどテクノやハウスのようにガシガシ踊る感じでもない。そして一応電子音楽らしい。そんなトラックをなんとなくエレクトロニカと呼んでいます。たかだか3分程度のトラックですが、壮大で美しい感じが高揚感を煽ります。
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  4. Sun / Sun (Mratin Patino “Sombras” Remix) [Woodstrasse]
    3月ではなく2月のリリースですが、あまりに素晴らしいのでご紹介。なぜか僕の中ではMatthias TanzmannとごっちゃになっているMartin Patino、名前からイタリア人と思ってしまいますがドイツ人のようです。で、混乱する理由はMatthias TanzmanもMartin Patinoも淡々としたテックハウスが身上なので。とはいえMartin Patinoの方がディープでメロディーのある作風のようです。さて、本作はそんなMartin Patinoが淡々と刻むビートの間から奏でられるストリングス、ブレイクで奏でられる柔らかなピアノの音色、さらにそのブレイク明けの感動的な展開と、素晴らしい要素の詰まった文句のつけようのない最高のリミックスに仕上がっています。多幸感満載。
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  5. Tracey Thorn / Extended Plays 2010-2011 [Strange Feeling Records
    上記の”Sun (Mratin Patino “Sombras” Remix)”は2月リリースですがこちらは昨年の11月リリース。しかしそんなのお構いなし。というかなぜ昨年の11月の段階でこのリリースに気づかなかったのか。己の不明に恥じ入るばかりです。本作は、こちらもZoe Johnstonと同様天から授かった声を持ち、元Everything But The Girlのボーカルにして同メンバーBen Wattの嫁であるTracey Thornのリミックスアルバムです。これに先立つアーティストアルバムはリリースされていないようですが、2011年頃に小出しにされてきたリミックスEPの集大成的位置付け。”Why Does The Wind?”、”Swimming”、”You Are A Lover”など素晴らしい楽曲だらけなので問答無用でさっさと買うべし。
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  6. Senadee / Life Support Machine (16 Bit Lolitas Remix) [Perfecto Records]
    いつものことかもしれませんが、今月もトラックモノというより歌モノ、メロディーモノの多いDisc Reviewとなっとおります。次にご紹介するのはかの名門レーベル、Perfectoからの新作。こんなタイミングでこんな老舗レーベルからのリリースなんておかしいのでかなり古い曲の焼き直しかなー?と思ったらちゃんと2012年リリースのピチピチの新作の様子。さてPerfectoと言えば泣く子も黙るBarealic/Tranceシーンの毛モジャ大王Paul Oakenfoldが主宰レーベルで、古くはRobert Owens / “I”ll Be Your Friend”やGrace / “Not Over Yet”、BT / “Flaming June”等数々の名作をリリースしてきた老舗中の老舗。そんな老舗からの新作は安定感抜群の16 Bit Lolitasによるリミックスで、Rockっぽい素材を活かし味付け。パーティのシメに是非どうぞ。
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  7. Shadow Child / String Thing [dirtybird]
    Claude VonStrokeのレーベルdirtybirdからの新作。トラック自体はまあ所謂dirtybird的な、例えるならばDJ Sneakをほんの少しだけ落ち着きのある子にしたような重めのテックハウスです。このトラック部分はそれはそれでカッコいいのですが、本作の素晴らしさはタイトルにある通りのStrings。Pepe Bradock / “Deep Burnt”を彷彿させるこの手の旋律は聞くものをヘロヘロにしますね。そこから再びトラックに戻る部分で美しい旋律が忘れ去られるのが少々寂しい感じもしますが、良作です。
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  8. Boom Jinx feat. Justine Suissa / Phoenix From The Flames (Omnia & The Blizzard Remix) [anjunabeats]
    またしてもAnjunabeats、またしてもトランス。うーん、こういうのってどう表現したらいいんでしょう。こういうコード進行が大好きなんです。Boyz II Men & Mariah Carey / “One Sweet Day (Chucky’s Remix)”のサビに見られるような、Michael Jackson / “Black Or White (The Clivilles & Cole House/Club Mix)”の後半のキーボードリフ炸裂パートに見られるような。トラックとしてはなんの変哲もない普通のボーカルトランスではあるのですが、サビの3小節目の展開がツボであります。素晴らしい。
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