言い訳。


お気づきの方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、ここ2ヶ月ほどブログ更新をサボってしまっていました。

2010年9月のブログ開設当時から一定の頻度で更新すると決めた、というか自分にノルマを課したブログ更新ですが、最近ちょっぴりしんどくなってきています。
その理由の1つは時間。
平日は文字通り朝から晩まで働いて帰宅後は夕飯食べてバタンキュー、週末もそもそも決めていた運動等のノルマに加え語学の勉強が忙しくなってきたこと、また旅行、ダイビングといった趣味を追加したことから本当に時間がなくなってきている。勉強も運動も読書も買い物もクラブ通いもダイビングも旅行も二日酔いも寝坊もしたい。でも時間がない。
一方で執筆には時間がかかります。普段書き留めている元ネタがあってもそのネタの論旨をまとめ、論展開を考え整形する作業は短いものでも2時間くらい、長いものだともっとかかる。論旨がはっきりしていると思ったものでも書いているうちに「で、おれは結局何が言いたいんだ?」となる。そうすると論旨から考え直しです。その結果ネタがボツになることも往々にしてある。
そんなことを言いつつも、文字通り2時間すらも確保するのが難しいほど目が回る生活かと言われればそうでもありません。ダラダラしているだけの時間も結構あります。
「時間なんてのはどうにでもなる」ということを一つのユルい座右の銘として考えてきた以上、これだけを言い訳にするのはちょっと恥ずかしい。てことでこれは大した理由とは言えません。

そんな時間よりも深刻なもう1つの理由が、ネタです。
書き物は大きく分けて2つあって、1つは書評、1つはエッセイ。
まずは前者について。これはどんなに時間を確保してみても頑張ってアタマを使ってみても、対象となる本がなければどうにもなりません。
まだ電子書籍市場が本格化していない状況では、インドネシアで自分の興味のある本、読みたい本をタイムリーに仕入れるのは至難。紀伊国屋はありますが、その品揃えの大半は雑誌ないしは小説。
また、仮に手元に書籍があったとしてもその全てが書評の対象にできるわけではありません。仕事のために読んでいる会計や人事・組織の本は単純に知識拡充のためであって、そこから書評の対象となる何らかの示唆得るのは稀。また書評のネタになりそうなものであってもその読後感が「ふーん」だけであってもやはり書けません。
僕の書評は厳密には書評ではありません。本そのものの解説ではなく、その本をトリガーにして呼び起こされる内なる思い的な何かを書くわけで、このためいくらその本が面白くても、腹の底から呼び起こされる何かが、焚き付けられる何かがないと書評は書けません。もしこのような本の書評を無理やり書こうとしても、「面白かったです」程度の数行の感想文で終わるのがオチ。んでそんな数行はアマゾンの商品説明ないしカスタマーレビューを読んだ方がマシ。
そんなポリシーゆえ書評は自分の中でかなりしんどいタスクとなっています。

もう1つのエッセイの方もそう。
エッセイを書くには常に日々の世相や時事に対してアンテナを張り、さらにそれに対して一家言を持つ必要がありますが、日々忙殺されているとどうしてもアンテナは低くなるし、個々のイシューについてもなかなか自分の意見を醸成できなくなる。
もちろん日々の仕事、暮らしの中で発見はあります。例えば、最近気づいたのはインドネシア人材と日本人材の共通する部分と異なる部分。これは別途記事にしようと思いますが、このアイデアがアタマに浮かんだところですぐ記事にできるわけではありません。記事にできるくらいの論旨を考え、論点会を整理する必要がある。
「なんかこういうとこは一緒っぽくてこういうとこは違うっぽいですよねー、よくわかんないですけど」だと記事にするにはちょっとビミョーだなと思ってしまいます。それってただの日記じゃん、的な。
この辺りは自分で勝手にイノベーションのジレンマ的なものを自分のブログ執筆に適用してしまっているのかもしれません。一度世に送り出した製品がヒットすると後継製品もそれに囚われてしまうように、一度満足できる記事を書くと後に続く記事もそれに囚われてしまう。「もう一度あんな記事を書きたい、あれよりも満足できる記事を書きたい」なんてことを考えつつ、この時点ですでに「満足できる記事」というものの要件が狭い範囲で定義されてしまっている。文体は固定され、ネタも限定される。でも同じ文体、限られたネタでよりよい記事を書き続けることなんて至難なのに。

そんなわけで「ブログネタ思いつかねー!」と半ベソになりつつ、ふとこの半ベソ状態を徒然なるままに書き連ねてみるのも一興かなと思い書いてみました。こういうことができるのが仕事ではなく趣味でやってるラクさですね。

さて、今後のブログ運営、このままダラダラサボり続けるのは不本意です。もし終わらせるならきっぱりと終わらせる、休止するなら期限を決める、ルールを変えるなら変える。なにをするにもきっぱりはっきりさせたい。「あー更新しなきゃなー」なんて思いつつ1年間放置しちゃいました、なんてことにはしたくない。
ということで今回の現状打開策は、「運営方針の緩和」です。具体的な方針変更は下記の通り。

カテゴリー これまで これから
エッセイ 隔週
(書評と合わせて毎週)
書評・エッセイ合わせて隔週
書評 隔週
(エッセイと合わせて毎週)
ディスクレビュー 毎月
(原則毎月第一水曜)
その他DJ Mix等 不定期

これまで原則的にエッセイと書評の記事数は1:1としてきましたが、今後はこだわりません。書きたいものを書く。思いついたものを書く。今書いている記事みたいにくだらなくても書いてみる。
その代わり継続する。ペースを守り、サボらない。ちょっと更新が遅れることはあるかもしれないけど、ダラダラと更新をサボっていつの間にか自然消滅、なんてことにはしない。
ディスクレビューとその他不定期記事は今までと同様。ディスクレビューは時々遅れるけど。

ブログ開設以来約2年弱に渡って守ってきたペース、しかも「このくらいのペースだったら当面維持できるだろう」と考えて決めたはずのペースをこんなグダグダな理由で守れなくなる現状には忸怩たる思いがありますが、これからもがんばりますのでどうか皆様つい気が向いてしまった時にはこっそり読んでみてください。

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