DiscReview: Sep. 2012

DiscReview: Sep. 2012


  1. Justin Martin / Molokini (Pezzners Water Mammal Version) [Get Physical Music]
    9月リリースの中でもダントツのベストトラックはこれ。久々に超大好きな感じ、超入れ込める感じ、DJセットをこれ中心で考えたくなる曲の登場です。オリジナルプロダクションはJustin Martin、リミックスはPezznerさんが担当していますが、全くPezzner感がありません。まず大好きなのは前編通じて聞こえるダミ声ボイスサンプル。うーんなんでしょう、往年のNY Hard Houseを思い出してしまう感じ?スゴく「ハウス感」があります。しかしたまらんのは中盤早い段階でのブレイク明け、静まった中からのその展開はアガるわー!!と言った感じでボロクソに大好きです。
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  2. Soul Clap feat. Mel Blatt / Ecstasy (Catz ‘n Dogz Body Language Remix) [Get Physical Music]
    実は1曲目にご紹介した”Molokini”はGet Physicalからの伝統あるMIXシリーズ”Body Language”の最新版、Catz ‘n DogzによるMix & CompileのVol.12に収録されている1曲。そしてこれも。恐らくCatz ‘n DogzさんがこのMIXのために仕上げてきたんじゃないかと思ってしまう程の気合の入れよう、イントロから何から美しい、まさに”Ecstacy”な1曲です。それにしても最近のCatz ‘n Dogzの楽曲のクオリティー(SEの使い方とか音質とか)が以前より格段に上がったと思われるのは気のせいでしょうか?
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  3. Pezzner / Need More [Leftroom Records]
    Pezznerモノをもう1本。これは”Molokini”と異なりいつものPezzner節、つまり曲の頭から尻まで通してずっとパッドシンセを伴いつつの単調な展開を繰り広げる感じ。そのパッドの美しさ、単調さについつい引きこまれてしまうのがPezznerプロダクションのいいところですが、これもこれで単調ながらちょっと不協和音めいた感じのSEが絡んでくる中盤がさらによし。でもこのリズムに合わない感じを心地よいと思うかどうかは賛否両論ありそう。僕にとっては吉と出ました。これからアゲてくぜ〜という感じがするる1曲です。
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  4. Satoshi Tomiie / Momento Magico [Saw Recordings]
    最近精力的にリリースしているトミイエ先生の新作、今度はようやく自らのお膝元レーベルSaw Recordingsからのリリースであります。曲調としてはここ最近のテーマであるレトロフューチャー的な感じ、昔の音色に今風な展開を交える感じのプロダクション。”Momento Magico”はAA面の曲でありながらシンセやピアノにストリングス、そしてアシッドなシンセが絡むけだるく妖艶な「魔法の時間」を演出する1曲。いい感じです。
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  5. Kollektiv Turmstrasse / Schwindelig (Ian O’Donovan Remix) [Connaisseur Recordings]
    ちょっと今更感もありますが、僕のKollektive Trumstrasse好きを決定づけた2010年リリースのアルバム”Rebellion Der Traumer”に収録されていた名曲エレクトロニカ”Schwindelig”のリミックスです。というかリミックス多すぎ。そして元ネタがいいせいかどれもこれもある程度形になっていてどれ買えばいいか困る。そんな秀逸リミックスたちの中でも特にお気に入りなのがこれ。エレクトロニカっぽく始まってからちょっぴりディープハウスっぽくなりブレイクスを挟んでから美メロディーププログレッシブに昇華していく飽きさせない展開がDJセットに組み込みづらさをもたらすと共にこの曲の素晴らしさを上げる効果を担っています。いつ聞いても美しい。
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  6. Hot Chip / Flutes (Sasha Remix) [Last Night On Earth]
    祝Beatport総合ランキング2位。どうやらSashaにとって初の総合ランキング入りらしいってのが超意外。確かにBeatport総合ランキングはもはや総合ランキングというよりただの「EDMランキング」になっているので当然といえば当然ですが、そうであるが故にこういうある種地味なトラックがランク入りするというのは感慨深いです。内容はというとまさに”The Sasha”的な世界観、キックとハットがしっかりしたリズムトラックにドラマチックなコード進行、そこに絡むボーカル。EDMほどの攻撃力は決してないですが、非常に質の高い音楽であると言えます。Sashaのパーティだとこれで大盛り上がりなんだろうなあ。いいなあ。
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  7. Hot Chip / How Do You Do? (Todd Terje remix) [Domino]
    Hot Chipモノをもう1つ。こちらはNu Discoの帝王Todd Terjeによるリミックス。オリジナルの曲調を考えるとSashaよりもTodd Terjeの方が相性が良さそうなのでTodd Terjeリミックスがいい仕上がりなのは当然といえば当然か。本作は最近のTodd Terjeモノに特徴的な幾重にも織り成すシンセが非常に美しい1作、そんな美しいシンセの下ではディスコでグルーヴィーなベースラインが鳴っていて否が応にも腰が動く。うーん、素晴らしい。ちなみに同時収録のJames Zabiela Remixは久々のJZプロダクションながらちょっと残念な感じでした。
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  8. Arty, Nadia Ali & BT / Must Be The Love [Armind]
    そもそもこういう曲を紹介するのは「Black Eyed PeasのI Gotta Feelingって知ってっか?かっけぇぞ!」と言ってるような感じがしてとても憚られてしまうのですが、本作は別。素晴らしすぎます。先般シンガポールにBTのDJ(というかライブ?)を聴きに行った時にもかかってとても印象深かった1曲。印象深すぎてもともと知ってたんじゃないかと思うくらい。いわゆるArmin系のベタなボーカルEDMですが、まあいいもんはいいってことで。
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  9. DJ MiCL / Stay Emerald Vol.1
    最近Beatport Mixesというサービスがローンチされて世のDJさんのMixもBeatport経由で売り買いできるようになりました。ということでこれは友人のDJ MiCL(マイケルと読みます)くんがパーティ”Emerald”でのプレイを再現して作ったMix。”Emerald”とは木村コウさんのマネージャであり、且つJohn Digweedらを始めとする世界のトップDJが全幅の信頼を置くコーディネータのハセエリコ女史の個人的趣味で始めたキラキラサウンド中心のパーティ。ということでこのMixも全編キラキラモノで構成されていますが、キラキラさせたら右に出る者はないとまで言われたマイケルくんのMix、さすがのキラキラ度です。キラキラしながらもしっかり踊れるこのMix、是非ご一聴を。

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