時間を有効活用するための7つのコツ。

時間を有効活用するための7つのコツ。


インドネシアに約2年半赴任していました。
当初は1年という話だったので、赴任直前は「時間が足りない!」と強く思ったのを覚えています。その時既に30歳を超えていて、1年なんて気を抜いている間にあっという間に過ぎ去っていくことを痛感していたので。しかし、そんな危機感を持ちつつ色々なことを2年半に渡って一生懸命詰め込んだ結果、赴任が終わった際の感想は「やり残したことだらけ」。2年半という時間ですら短すぎたようです。

最近は人生全体にもそういう感覚を持っています。
昨今の平均余命を考えると、僕が平均的寿命で人生を終えるまでにはあと約半世紀程度あります。膨大な時間です。しかし、僕が現在の体力も気力も十分にある状態を維持していられるのは、せいぜいあと数年。現時点で既に30代半ばに差し掛かり体力の衰えを実感し始めているところですが、あと数年でそのごまかしもきかなくなります。
一方で、僕がやりたいことは全て体力と気力が必要なもの。ビーチリゾートに2、3ヶ月滞在して昼はダイビング、夜はDJやナイトクラビングを楽しんで気ままに暮らす、なんてことは60歳を過ぎてからやってもあまり楽しそうではありません。やっぱりそういうのは今のうちにやっておきたいです。

そんな思いから、最近は時間が人生における最も稀少なリソースだと改めて感じています。非常に月並みな話ですが、それを実感するまでにはそれこそ今に至るまでの時間を費やしました。
というわけで最近僕がせっせと取り組んでいる時間短縮のコツをちょっとご紹介したいと思います。

  1. テレビを見ない
    先日NHKの方が受信料の集金に来たので、「テレビがない」と言いました。文字通り僕の家にはテレビがありません。TVチューナーのようなものもありません。どうにかすればインターネット経由で見られるかもしれませんが、そこまではさすがにしませんし、そうする時は本気で見たい時です。本気で見たい時に見るのはOK。危険なのはダラダラ見ることです。
    誰しもが知っていることだと思いますが、テレビの時間吸収力はスゴい。たかだか数チャンネルもあれば丸1日ダラダラと費やすこともできます。しかし後には何も残らない。一部の良質なドキュメンタリー等は見る価値があるかもしれませんが、本気で見たければYouTubeで探してみたりVODなどでお金を払って見ればいい。
    情報収集源としてももはや重要性は低いです。「テレビでないと得られない情報」はもはやほとんど皆無に近い。なくてもなんら困りません。
    テレビを見ないようにするための一番効果的なやり方は、「テレビを所有しない」ことです。物理的に見る手段がなければ、本気で見たい時にしか見ようとしません。帰宅時につい習慣のようにテレビのスイッチを付けてしまうのが最も危険。
    というわけで、まずはテレビを捨てる、持たないことが時間を節約する最も効果的な方法の一つだと思います。
  2. ゲームをしない
    ゲームもテレビと同様に麻薬です。ゲームはテレビほど受動的に時間を浪費してしまうものではありませんが、時間の配分における優先順位を簡単に入れ替えてしまいます。小学校の宿題をやらなければいけないのについファミコンをやってしまう、こんな現象は大人になったからって回避できるものではありません。だって楽しいんだもん。
    というわけで、テレビと同様防止策は持たないこと。アプリも買わない。ダメ、ぜったい。
  3. 生活リズムを維持する
    僕は30代半ばになっても夜クラブに遊びに行くのが趣味ですが、そうするとだいたい夜更かしをしてしまいます。また仕事などで仕方なく夜更かししなければならない状況もあります。こういう夜更かしをしてしまった時、翌日が休みだとついつい昼すぎまで寝てしまいますが、これがダメです。
    起きるのが遅くなってしまった日は、行動力が下がります。本人の生産性は十分に睡眠を取っているため変わらないのですが、例えば買い物に行くとか役所に手続きに行くといった場合、それらが営業時間という制約を持っているが故に、捌けるタスクの量が減ります。もちろんその日のタスクが家の掃除だけ、という場合にはこの限りではありませんが、他者が絡むタスクの生産性は確実に落ちる。Amazonや楽天での買い物でさえ、発注時刻が配送日に影響します。さらに起きる時間が遅くなることで夜更かしせずに寝付くのが難しくなり、夜更かしが再生産されていきます。すると生産性が落ちる日や時間が増え、人生の生産性も下げることになります。
    これを防ぐためには、朝6時に床に就いたとしても、9時には起きることです。3時間睡眠で仕事という日は僕は全く使い物にならなくなりますが、睡眠時間が3時間くらいあれば、その日が休日ならばなんとかなります。また、これは僕個人のケースかもしれませんが、「眠りにつく」ことよりも「長く起きている」方が簡単です。短い睡眠時間で頑張って起きると、本来寝るべき時間に寝るのがとてもラクになります。
  4. 家事はできるだけアウトソースする
    あまりにコストパフォーマンスが悪い場合を除き、家事などのタスクの中でアウトソースできるものはどんどんしていった方がいいと思います。家事をやってる時間は基本的には無駄です。多くの人は家事をやるために生まれてきたわけではないので。それよりもやるべきことややりたいことに時間を割いた方がいいと思います。
    家事のアウトソース先は主に家電か業者です。
    どこかで「ルンバ、洗濯乾燥機、食洗機は現代の三種の神器」と聞きましたが、これはまさに家電に家事をアウトソースしている例です。この3つは床掃除、洗濯、食器洗いというタスクをほぼフルアウトソースするので、時間を大幅に節約することができます。このような日常的なタスクは家電にアウトソースするのがいいと思います。また、不定期で発生する単発且つ大掛かりなタスクは業者にアウトソースするのがいいと思います。 1年に1度くらいやる風呂の大掃除やエアコン、キッチンの掃除などは外注した方が結果としてコストパフォーマンスがいいのでは、と思います。自分でやると安上がりですが、時間がかかる割に仕上がりが中途半端にだったりするので。
    ちなみに、ベストなアウトソース先はメイドです。日本の家電が非常に高価なのは、それが代替する日本人の労働力が高価だからです。東南アジアでは、そもそも消費者の収入がまだ少ないこともありますが、家電にとっては賃金の安いメイドが競合になるので、家電は高価格化も高機能化もしません。空気清浄機など労働力で代替できない家電だけが高い価格を維持できます。
  5. 目標を作る
    ベタな話ですが、目標を作ることは時間を有効活用する上で非常に効果的です。目標は、できれば「年間○km走る」とか「月○冊本を読む」のように数値化し、達成度合いや進捗がわかるようにした方がいいです。
    具体的な目標があると、やらざるを得ない気持ちになります。目標がない場合やただなんとなく「今年は運動しようかな〜」と思っているだけの場合とは異なり、「年間○km走る」という目標を設定している場合は、「もう1年大半終わったが……まだ半分しか達成していない!ヤバい!」となります。「宣言したことをやっていない」という認知的不協和やそれに伴う危機感等をドライバーにして、イヤイヤながらも自分に必要なことをさせる道具となるのが目標です。
    更に、1年間を通した目標を決めておくと、この1年何にフォーカスしそして何にフォーカスしないのかが明確になり、リソース配分がより効率的効果的になります。
  6. 休日は計画を立てて過ごす
    目標と少し似ている話ですが、休日を過ごす際は、予め計画、というよりも簡単なToDoリストを作って過ごすことをオススメします。「この日最低限やること」として「買い物」「部屋掃除」などをリストアップしておけば、逆に言えばそのToDoさえ捌いてしまえば後は何をやってもいいということです。
    その日のToDoが曖昧だと、朝起きてから何かの行動を開始するまでにかなりの時間を消耗してしまい(ここにテレビかゲームがあるともう最悪)、行動開始した頃にはもう日が暮れている、なんてことはザラです。そもそもテレビやゲームがない生活は相当時間に余裕があり、ヒマなはず。計画を立ててやるべきこと、やりたいことを詰め込んでいかないと、そんなヒマはなかなか潰せません。ToDoを整理すると、その日に余剰時間が結構あることに気づき、「なら運動しよう」とか「カフェで本でも読もう」というプランが思い浮かんできて、より無駄のない1日を過ごせるようになります。
  7. 隙間時間を無駄遣いしない
    生活の中で、移動時間や待ち時間というものは案外多いと思います。これらの時間をかき集めると結構な時間になる。これを有効活用できるかどうかも大きなポイントだと思います。
    一番いいのはこの隙間時間に読書や勉強をすることです。僕の場合は、いつでも勉強できるようにKindleに書籍や参考書を入れ、小さいペンとノートをいつも持ち運んでいます。これさえあればいつでも読書ができますし、ちょっとした勉強もできます。注意しなければならないのは、スマホで本を読む際、ついSNSやゲームを起動してしまう場合です。ただ、これも視点を変えて、「隙間時間だけはゲームをやってもいい時間」としてしまえばあまり問題はないと思います。

なんだか色々書き連ねましたが、これらのことを忠実にやったとしてもやっぱりついついダラダラしてしまうし、また効率的に時間を使えば使うほど余剰時間が多くなりダラダラするチャンスも増えてしまいます。それはそれで仕方ありません。ダラダラの魅力に抗うのは本当に難しいことです。
ただ、上述したようなささやかな抵抗をするかしないかで、自分が自由にできる時間がどのくらい増えるか、その分あんなことやこんなことなどめくるめく楽しいことをどれだけ欲張りにやっていけるのかが決まってきます。僕はこれからも楽しいことをたくさんしたいので、ついついダラダラに抵抗をしようとしてしまう今日このごろです。

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