- Marco Bailey / Third Mission [Rekluse]
今月のベストトラックはMarco Baileyのコレ。疾走感あふれる硬派なトラックはテクノというべきかプログレッシブというべきか悩むけれども非常に攻撃力が高くカッコよいです。つーかMarco Baileyってこんな作風だったっけ?? - Stephan Bodzin, Marc Romboy / Callisto (Joris Voorn Remix) [Systematic]
Gui Borattoと並んで哀愁テックハウスを作らせたら右にでる者がいないStephan Bodzinの名曲をJoris VoornがRemix。哀愁感、壮大感はそのままに、よりDJユースにカッコよく味付けしなおした感じで素晴らしい。同EPに収録のAtlas (Gui Boratto Remix)も堪らぬカッコよさ。どちらのリミックスも抑えめな感じがシブくてよい。 - My Fix (Vocal Remix) / Matthias Heilbronn, Joeski [Saw]
トミイエ先生のレーベルSAW RECORDINGSからの新曲はSAWへの登場2回の大御所”Matty” HeilbronnとJosekiのコンビ。Matthias Heilbronnと言えばFrancois Kの朋友で「ディープハウスの文脈の人」ってイメージが強いけれども、今回はゴッリゴリのテックハウス。地味だけど……かなりアガります。そういえばSAW37番のLike Thisもピアノリフは交じるけれどもアシッディーなテックハウスでしたねえ。 - Supernova / Beat Me Back [Nirvana Recordings]
2010年に急速に好きになったアーティストの1人Supernova。Kruse & Nuernberg的ハウストラックをStefano Noferini的金太郎飴な感じでリリースし続ける彼らのプロダクションはなんだかんだでどれもこれもカッコいい。このトラックも「どこでかけても大盛り上がり!」的トラックではないがageHaのアリーナやWOMBで聞くととても映えそうな素晴らしいトラックです。こういうのでお客さん踊らせてぇ〜。 - Vekx / Into The Next (NYE Anthem) [Great Stuff Recordings]
この記事がアップされる頃はもう既に年が明けてますが、”NYE Anthem”というバージョン名から察せられる通りカウントダウン用の1曲。とは言いつつ、カウントダウンのタイミングは1秒間隔ではないし、そもそもカウントダウンのタイミングがブレイク明けなので実際のカウントダウンに合わせるのは至難の業です。でもトラックとしてカッコいいので入選。 - Tomoki Tamura, Hideo Kobayashi / FFF (Pezzner Remix) [Apt. International]
Saw RecordingsからもリリースしているTomoki Tamuraと日本が世界に誇るディープテックハウスクリエイターHideo Kobayashiのタッグで作られた楽曲をこれまた旬なアーティストPezznerがリミックス。Pezznerらしいディープなトラックがカッコいいです。リリースはスタアパのレーベルApt. Internationalから。パーティ中盤向け。 - Chymera / Curl [Dirt Crew]
ずっと読み方がわからなかったのですが、FreerangeのPodcast聞いていたらJimpsterが「カイメラ」と言ってました。「キメラ」でも「チャイメラ」でもなく「カイメラ」です。以後お見知りおきを。さて、そんなChymeraのNEWですが、プログレッシブだった数年前の面影を忘れそうになるくらいのドハウスです。しかもピアノハウス。むしろScopeの作風を彷彿とさせますな。しかし一貫してメロディを聴かせる曲を作ってきたChymera様、ハズレなしです。 - Russell G / The Gathering [Baroque]
2000年頃はよく買っていたレーベルBaroqueも、僕の趣味がテックハウスにシフトしてからはとんとご縁がなくなりました。で、これは久々に購入したBaroqueモノ。相変わらずのプログレッシブ路線ですが、本作はそこまでシンセリフが派手でもなく、聴き心地よい感じ。というかコレ、かのUnderwolrdの名曲にかなーりインスパイアされてません? - Makoto, DJ Marky / Secret Place [Innerground]
今月のDrum ‘n Bass。二言目にはDJ Markyと言うくらいDrum ‘n BassではDJ Markyのプロダクションが大好きですが、これもそんな大好きなMarky節小気味よいトラックにJazzyなピアノが乗るカッコいいトラック。気持よく踊れます。 - Enrico Donner, Christian Hornbostel [Stereoheaven]
今月のChill Out。Christian Hornbostelと言えばSatoshi Tomiie / Come To Meの破壊的リミックスが超カッコよかったのでてっきりテック〜プログレッシブ文脈の人かと思いきや、ものすごい良質なChill Outトラックもかなり量産していてびっくり。この曲をはじめとして他のプロダクションもかなり上質です。でも全部上質だからって一気に大量に購入したらどの曲がどの曲だかわからなくなりました。
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