「『贖罪』は所詮自己満足でしかない」 ある時思ったことでした。 心理学的に言えば、「謝罪」という行為の意味は「自分の要求を飲め」というものでしかないということをどこかで聞いたことがあります。 確かに多くの場合、謝罪は既に…
選択の科学 (Sheena Iyengar)
今、インドネシアの会社で人事考課、給与体系の仕組みを考えています。 国が違えば労働法も税制も手当の考え方も平均賃金も違うので、日本の本社の制度をそのままインストールすればいいというものではなく、また人事考課は経営戦略との…
日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 (藤沢 数希)
よく「日本人は大学で勉強しない」と言われます。何を隠そう僕もその一人です。 一生懸命受験戦争を乗り越えてようやくたどり着いた大学、そこへの入学がある意味ゴールであり、「ここからの数年間はモラトリアムだ!」などということを…
「反原発」の不都合な真実 (藤沢 数希)
本書の書評を書くにあたって、本書と同様の切り口で、かつ本書と反対の立場にある書籍を読みたいと思いました。 今僕は日本の書籍がすぐ買える環境にいないのでざっとウェブを見てみたり友人に聞いてみたりしましたが、どうも見つからな…
コーチングの基本 (鈴木 義幸)
僕が海外赴任する際、営業要員として派遣されるという話でした。しかし蓋を開けてみると僕の役割は「なんでも屋」でした。 設立直後の会社で、日本人は社長と僕の2人しかいない。従ってほとんどのオペレーションは僕が主導しなければな…
7つの習慣 (Stephen R. Covey)
ある時、同僚のインドネシア人社員が本書を読んだことがあると言っていたので、感想を聞いてみました。 「面白かったよ。最初の1年は色々実践してみたし、それなりに効果があったと思う。でも2年目からはだんだんやらなくなっちゃって…
ハーバード流交渉術 (Roger Fisher & William Ury)
最近仕事をする上で色んな能力、知識の不足を痛感する日々です。それはIT、システムに関する基礎的なノウハウだったりPMの経験、会計の知識などなど。 その中の一つに「交渉術」があります。 「交渉」と聞くと映画のワンシーンのよ…
志を育てる (グロービス経営大学院)
「志」 社会人になって自分のアタマで考えるようになってから片時も脳の片隅を離れることなく自分を悩ませるもの。 生きる目的、達成したいゴール。人生を賭すもの。 これまでも何度か語っていますが、人生で初めて「志」を意識したの…
スティーブ・ジョブズ (Walter Isaacson)
なんと評してよいのかわかりません。が、読むべき本です。 単純に面白い。
宇宙創成 (Simon Singh)
僕は小さい頃から歴史が苦手でした。 一生懸命偉人の名前や出来事を覚えるんだけど、どうにも覚えられない。このため小学校から高校までいつも全教科の中で社会科の成績がダントツに悪かった。そんな中でどんどん新たな人の名前や出来事…