我が家にはiMacとMacBook Proがあります。
これまでそれぞれのHDD容量は320GBと160GBでしたが、HDD故障や容量不足によりどちらも500GBのHDDに換装しました。
一方我が家のバックアップドライブたるTime Capsuleの容量も500GB、要するに半分です。
今ではiMacはいなくなりMBP1人だけになりましたが、とはいえ依然心許ないTime CapsuleのHDDを換装することにしました。
その手順をまとめてみましたので、これからトライする方は是非ご覧ください〜。
1. はじめに
まず、事前に以下のアイテムを用意します。
- 交換用HDD
ひとしきり調べてみるとWesternDigitalの2TBのものがどうやらが一番ポピュラーなようで、Amazonの評価も悪くなかったのでコレにしました。
- ドライバー(普通のもの)
トルクスドライバではなく普通のドライバで十分です。 - HDDケースまたはスタンド(バックアップデータを移行する場合のみ)
配送が面倒だったので家電量販店でコレを買ってきました。コレにした理由は、この店に売ってたスタンドがこれしかなかったから。でも十分。
2. 設定手順
HDDを交換する前にパーティションの設定、そしてこれまでのバックアップデータの移行をします。
- 新HDDをHDDスタンドにセットしてからMBPに接続し、Disk Utilityでパーティション設定。2領域に分割。
1つ目のパーティションはMacbook Pro (500GB)用バックアップ領域にしたかったため500GBに、もう1つのパーティションはストレージ領域として1.5TBに設定しました。 - Time Machineの停止。
Time Machineがオンになっているようであれば、システム環境設定からオフにしておきましょう。 - データ移行。
新しいHDDに新たにバックアップファイルを作る!という方はバックアップデータを移行する必要はありませんが、「今までのバックアップファイルをそのまま引き継ぎたい〜」という方はバックアップデータの移行が必要です。
そんな方はMacに新しいHDDを接続し、Time CapsuleとMacを接続(ベストは有線LAN)、MacのAirMacをオフにしてバックアップファイルをコピーしましょう(AirMacがオンのままだと無線LANでデータ転送してしまう模様)。僕の場合、500GBのバックアップファイルは約5時間でコピーが完了しました。※最初は無線LANよりUSBの方が早いと思い、Time Capsuleに直接USBケーブルでHDDを繋いでバックアップファイルをコピーしてみたら……所要時間115時間!と表示されました……。どうやら有線LANの方がいいようです。
3. 換装
以下の手順でTime CapsuleのHDDを交換します。iMacのHDD換装よりはカンタンです。
- 電源プラグを抜き、Time Capsuleの電源を落とします。いきなり電源プラグを抜くのはちょっとドキドキしますが、勇気を持って引っこ抜きましょう。Time Machineオフの確認を忘れずに!
- 接着剤で貼られたゴム底をベリベリと剥がします。
- 小さいネジ10本を外します。つい大きいネジを外しそうになりますが、小さいヤツを外してください。
- HDDに接着されている温度センサーを丁寧に剥がします。また貼りますので丁寧に剥がしましょう。
- コネクタを抜いてHDD取り外し、交換します。
- 元々入っていたHDDについていたネジ4本を新しいHDDに付け替えます。
- 最後に温度センサーを貼り、フタを閉め、ネジを閉め、ゴム底を貼り直します。
これにて作業完了です。電源プラグを挿してちゃんと接続するか確認してみましょう。
4. バックアップ引き継ぎ
うまく起動したら最後にバックアップファイルを引き継ぎます。
当初はTime Machineで「復元」しないとバックアップが継続されないと思っていましたが、どうもそんなことをせずとも無事バックアップファイルが引き継がれたようです。
というわけで今は元気に新しいHDDが動いています。
Amazonのレビューでも言われていた通りもともとのHDDより音が静かな気がする〜。
あ、ここまで読まれた方は既にご承知と思いますが、Time Capsuleの換装は自己責任でお願いします。自分でHDD交換するとAppleの保証対象外となりますのでご注意を〜。
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