明けましておめでとうございます。
久々に日本で迎える年明けとなりました。厳密には昨年も年明けの瞬間は日本にいたのですが、居住地を日本に戻しての年明けは久しぶりです。兎にも角にもこうして無事生きて日本に帰って来られたのも皆々様のお陰です。本人としては当時も現実感がなく今はどんどんリアリティが減衰していく中、生かされている命であることをなんとなく感じながら生きていこうと思います。
さて、インドネシア赴任最後の年だった2013年は、自分の残り少ない赴任期間と、そてい残り少ない「自分が健康でいられてアクティブに動ける期間」、その2つのタイムリミットを痛感しながら色々なことを詰め込んだ1年間でした。本当に詰め込みました。それでも詰め込み足りませんでした。1年という時間はどんどん短くなっていっているように思います。
2014年は、インドネシア赴任で培った様々なことを忘れないようにすること、それを糧にバネにジャンプアップすることが目標です。浮かぶか沈むか、伸るか反るかはこの1年次第と言っても過言ではないはず。がんばります。
- Review:2013
- ブログ:
目標: 決められたペース通りにエントリーを執筆、アップすること。- 概ね達成できたと言えそうです。しかし一部の記事は締め切りから数日遅れてしまったこと、またDisc Reviewなどは大幅に遅れてしまったりスキップしてしまったこともあったので、胸を張って「目標達成!」と言える状況でもなさそうです。
- 年間PVは39,147で、実は2012年の年間PVを下回っています。今年アップロードされたエントリー数は2012年のそれに比べて約25%減っているところを見ると、単純に記事数の減少がPVの減少を招いたと言えそうです。異なる視点から見ると、PVの減少率は約15%なので、1つのエントリーが稼ぐPVは微増しているとも言えます。いずれにせよ、ブログ開設3年と少し経過した段階で概ねPVは落ち着いてきた状況。つまりブログを成長させるにはそろそろ何か策を講じる必要がありそうです。ブログを成長させたいかどうかは別として。
- 累積PVは127,642で、13万に近いところまで来ました。自分としては「結構なところまで来たなあ」という感想ですが、やはり人気のブログに比べると圧倒的に小さい数字です。
- アクセスが最も多かった記事は以下の通り。「事故の記憶」など瞬間最大風速を稼ぐエントリーよりは、地味に日々淡々とアクセスを稼ぐエントリーが最終的には勝っています。
- Amazonのアフィリエイトは売上、コミッション共に昨年から55%減。この原因は恐らく、単純に書評の執筆量が減ったのでブログ内のAmazonリンクの露出が減ったこと、そして今年の途中頃から発生していた「Amazon商品情報を表示するプラグインがうまく動かず商品情報が表示されないというエラー」という2点に起因するものと思われます。マネタイズのためのブログではないのですが、この収入面の課題はやっぱり改善していきたいです。
- 読書:
目標: 特になし。- 昨年の宣言した通り読書は目標にしなかったため、特にKPIに追われることなく気ままにエンジョイしました。
- 1つ変化があったとすれば、それは媒体の問題です。今年は物理媒体での書籍購入をやめようと誓った1年でした。その誓い通り、今年の全ての読書アクティビティはKindleに移行。欲しかった新版もKindleで発売されていなければ待つ、というライフスタイルが定着しました。ただ、結果としてこれがよかったかどうかはまだなんとも言えません。書籍の保管スペース削減、持ち運びのラクさ、満員電車の中でも労せず読める、という保管性可搬性の部分では圧倒的に紙よりも電子媒体の方が優位ですが、iOSデバイスで読もうとするとFacebookやTwitterなどそのデバイス内に存在している様々な競合アプリが僕の読書の邪魔をしてくることがわかりました。運良くKindleアプリを立ち上げて読書できたとしても、LINEメッセージの通知を受信した瞬間終わりです。LINEを立ち上げ返信した後TwitterとFacebookを確認して……なんてやっている間に貴重な読書時間は失われます。真剣にKindle Paperwhiteの購入を考えなければならないかもしれません。
- ちなみに「物理媒体からの脱却」は2013年、特に日本に帰国してからの大きなテーマで、本/CD/レコード/写真/フライヤーといった物理的メディアは全てデジタルコピーを取って廃棄しました。書籍約300冊、CD約170枚、レコード約1,000枚、写真とフライヤー数え切れず、その他年賀状や写真等という数の物理媒体を廃棄すると、当然それらを保管するためのアイテム(本棚やレコード棚など)、またそれ用のプレイヤー(レコードプレイヤーなど)も合わせて処分できます。結果として自宅内の居住可能スペースの増加、ひいては居住に最低限必要な平米数の削減を通じて生活に必要なランニングコストの低減をもたらします。デジタル媒体はバックアップ可能、検索が容易、劣化しないといった物理媒体にはない特長もあるので、総論としては今後もこの方向性を進めていくつもりです。
- DJ:
目標: インドネシアで1回DJする。- インドネシア居住2年目にしてようやく目標を達成することができました!これはとても嬉しいことです。僕のようなある程度歳をとったアマチュアサラリーマンDJが現場でDJする機会を持てるかどうかは偏に周囲の方々の協力に依るところが大きいのですが、ジャカルタでもそういうご縁に恵まれたことは存外の喜びです。結果ジャカルタでは2回DJさせて頂きましたが、小規模なパーティながら盛り上がり、とてもエンジョイさせて頂きました。
- また日本に帰国後も木村コウさんのホームグラウンドパーティ”HQ”に出演させて頂きました。コウさんにはお世話になりっぱなしで、こちらもありがたい限りです。
- 2014年は特に明確なKPIは定めませんが、こんな調子でDJを続けていきたいです。加えて、UstreamライブやMixの制作なども折を見て再開していきたいです。ただ恐らく今年はリソースが他に割かれる見込みのため、どの程度実現できるかは蓋を開けてみないとわかりません。
- 仕事:
目標:- バックオフィス業務の標準化
- 営業としての貢献
- 体調管理
- 1つ目の目標であるバックオフィス業務の標準化は、思うほど進捗しなかったというのが正直なところです。内部監査対応、会計監査対応、人事考課、組織改編、オフィス移転など代わる代わる訪れるイレギュラーイベントへの対応、また日常的な出張者対応や営業タスク、雑務に追われ、僕もチームも本件に稼働を割けなかったというのが正直なところです。ただ帰任時に多少無理矢理ながらバックオフィス業務を日本人から剥がし総コストの削減に寄与した、というのは一定の成果と言えるのではと思います。
- 営業としての貢献という意味でも、あまり期待通りの成果を残せませんでした。そもそも、それまでなんでも屋的全方位型のアサインメントだったところを今年初めにバックオフィス側に軸足を移したため、営業にあまり時間を割きませんでした。既存と新規含めて10件弱程度の案件について淡々と落とし所に落とした、という感じでした。
- 体調管理はよくできたと思います。体調を崩したことによる欠勤は年間1日程度、心身共に大病を患うこともなく、無事海外赴任を終えることができました。一時期記憶力が著しく低下し呂律が回らなくなったこともありましたが、今は元に戻ったように思います。
- このように、設定した目標に対するパフォーマンスはあまり胸を張れるものではありませんが、この海外赴任を通じて一回りも二回りも大きくなることができた、というのは日本に帰ってきてから特に実感しています。
- その他:
- 運動;
目標: ランニング年間300km- ランニングの目標は達成できませんでした。目標は年間300kmでしたが、結果は217.84km。というか年間目標をずっと200kmだと思っていました。
- 昨年よりも走行距離が減少した理由は3つ、休日をダイビングに費やしたことであまり走る時間が取れなかったこと、沈没事故の影響(実はこの影響が見られるのは7月だけであまり大きくないのですが)、日本への帰国の結果快適に走る環境が失われたこと、です。
- 住んでいたマンションにジムが備わっていたインドネシア赴任時代とは異なり、当たり前ですが、日本では自宅から外に出ないと走ることができません。寒いのが大嫌いな僕が、かといって暑い中走るのも好きではない僕が、日本でどういうランニング習慣を構築するかが2014年の課題です。
- 語学;
目標: インドネシア会話力の向上- インドネシア語会話力は微々たるものですが成長したと思います。簡単なトピックであれば1〜2時間程度は会話できるようになったこと、発音のコツを掴んだことが主な成長ポイントです。日本への帰国に伴い使用機会は激減しますが、どう衰えを食い止めるか、もしくはどうインドネシア語の使用機会を維持するかが2014年の課題です。
- 英語力はほとんど変わっていません。むしろインドネシア現地法人に日本人赴任者が増えたことで、以前よりも少し衰えたと思います。東南アジアの人々など英語を第二外国語とする人たちとの会話は、語彙や言い回し、話す速さなどの点でネイティブスピーカーとの会話に比べて圧倒的にラクなのでこんな僕でもこれまでなんとかやってこれましたが、最近はアメリカ人などネイティブスピーカーと仕事する機会も増えてきたため、今後はそううまくもいきません。英語力の衰え抑止、ネイティブスピーカー対応が英語については当面の目標になります。
- 旅行;
目標: 全ての連休旅行に行く- 「全ての連休旅行に行く」という目標通り、インドネシア赴任中は全ての連休旅行に行きました。今年の旅行回数は合計19回、日帰りのダイブトリップや仕事での出張も含めると24回です。今年もエンジョイしました。特に9月から10月の2ヶ月は帰任直前ということもあり、「毎週旅行」と決めて7週連続でバリやシンガポール、アンコールワットに行きました。楽しかったですが、体力的にはなかなかハードでした。
- 日本に帰ってくると、やはり旅行の感覚は変わります。ほんの1〜2時間のフライトで行けて通年楽しめるビーチリゾートなんてありませんし、僕は寒さが嫌い、且つ「山よりは海派」です。行きたくもない山奥に行って雪まみれになるのは本望ではないので、もしかすると目標は少し後退させる必要があるのかもしれません。残念ですが。
- 運動;
- ブログ:
- Objective: 2014
- 仕事・キャリア
- 仕事
仕事については、まだ新しい職場にアサインされて1ヶ月少ししか経っていないこともあるためあまり具体的な目標は立てられませんが、ただインドネシア赴任経験、どちらかというと海外赴任の経験というよりかは管理職の立場で仕事をした経験を活かして、割り振られたタスク以外にも取り組んでみたいと思います。一時期「断る力」というタイトルの本が流行りましたが、当面稼働が逼迫する気配もないので、基本的には「言われたことも言われてないことも全部やる」というスタンスで仕事をします。 - キャリア
色々考えて色々準備したいです。ポリシーは2つ、「自分が40歳になるまでに何をしたいか考え」、「その実現に向けて多面待ちの状況を作る」ことです。 - 語学
英語については、幸いアメリカ語とグロービッシュの両方を使う機会に恵まれそうなので、まずは実戦での研鑽を図ります。加えて、TOEIC等資格の維持にも精を出します。 - 資格
上述したようにまずはTOEICを久々に受検します。TOEICのスコア自体個人的にはもう不要と考えていますが、これはなんとなくです。今のスコアをもうすこし上げたい。また今会社から受けろと言われているよくわからない資格試験も受検します。他には、PMP維持や、いくつか他の資格試験を受検することを計画しています。
- 仕事
- 趣味
- ブログ
今まで通りのペースで書きます。PVの増加やマネタイズのためには単純にエントリー数増加が一番ですが、その場合品質を維持できないので、当面このままで。一方2013年は書評を減らし過ぎたので、このバランスはもう少し見直していきたいと思います。 - 読書
通勤時間を無駄にしない程度には読もうと思います。 - DJ・ナイトクラビング
今年も期待できるパーティがあれば行きます。そして酔っ払います。日本でも海外でも一人クラブには慣れましたし、今では一人でageHaシャトルに乗るのも平気です。
DJも1回くらいクラブでやる機会があれば嬉しいです。
後はUstreamライブやMix制作ですが、Ustreamライブは、過去の試行はかなりのグダグダ感があったので、ここを改善するアイデアが必要そうです。Mix制作も同様で、既に配布媒体がCDでなくなった以上「74分」という制約からも解放されており、こちらも何か新しいアイデアがないと面白いものは作れそうにありません。ここは少し時間をかけて考えてみたいと思います。 - 旅行・ダイビング
旅行、ダイビングについてはベストエフォートです。2013年まではインドネシア赴任という特別な環境にいたこと、またそれまでの人生でほとんど海外旅行をしたことがなかったことから、旅行に高いプライオリティを置いてエンジョイするよう心がけていました。しかし、日本に帰任した以上状況は変わったため、プライオリティは下がると思います。年に1、2回くらいは海外の暖かい海で潜ることができれば御の字です。ただ仕事上東南アジアやアメリカに出張する機会はそこそこにありそうなので、その際は都度無理矢理休暇をくっつけて遊びに行こうと思います。
- ブログ
- 健康
- 運動
ランニングは今後も続けます。クラブや旅行に行くための体力維持のため、ダイエットのため、心身ともに健康な状態に保つためにプラスの効果があると思われるためです。目標は、諸々検討した結果また以前の数値に戻して年間200km。ただ、問題は先述の通りどう習慣化するか。外で走るのは環境、特に天気や気温に左右されるので避けたいですし、スポーツジムに高いお金を払うのもコストパフォーマンスがいいとはいえません。やはり区民センターのジムがベストソリューションになるのでしょうか。 - 睡眠
ここ2、3年の大きなテーマは睡眠です。睡眠がコントロールできるようになれば、つまり短時間で質の高い睡眠が取れるようになれば、時間の利用効率が大幅に上がります。既に30歳半ばに差し掛かっている僕にとって最も貴重なリソースは時間なので、この利用効率を最大化できそうなところには投資したいです。具体的には寝具の改善、生活スタイルの改善、そして精神修養です。寝具はベッド、マットレス、枕を、生活スタイルは食事や運動、そして精神修養は瞑想やヨガを通してコントロール力の向上を図ります。当面の目標は6時間の睡眠できっちり回復するようになること、可能であればそれを4.5時間程度にしていくことです。6時間の睡眠で充足するようになれば18時間はきっちり使えますし、それを4.5時間にできれば1日1.5時間、年間で75時間使える時間が増えます。 - 習慣
30歳半ばの身としては時間も稀少なリソースですが、健康も同様です。クラブでベロベロに酔っ払って朝まで踊り倒したり、ハードスケジュールの中ダイビングに行って潜り倒したりするためには、どうしても健康が欠かせないからです。今年は特に日々の習慣から健康状態の改善、増進を図っていきたいです。具体的には食事、運動、睡眠、姿勢をキーワードに、日々の習慣から改善していこうと思います。
- 運動
ということで今年は目標を立ることそれ自体や、自分の人生を細分化してフォーカスすることに慣れたりしたので、目標がだいぶ細かくなりました。ただこれらの目標に沿ってきっちり生きられれば望む自分に一歩近づくはずですので、2014年も淡々と頑張っていきたいと思います。
ちなみに、振り返ってみると僕の人生は今のところ3年おきに転機が訪れています。これまでは2005年、2008年、2011年。
ということは、次は2014年です。
何か転機が訪れるのでしょうか。転機をもたらすことができるのでしょうか。
どちらにせよ、今まで通り淡々と努力しつつエンジョイしつつ生きようと思います。
皆様本年も何卒宜しくお願い申し上げます。 - 仕事・キャリア
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